つぶやきについて

2019年1月25日 0 投稿者: terakoya

2018/2/7

  ずいぶんツイッターってやってなかったが、こないだ旅行行くのに備忘録的な感じで使ってから、ぽつぽつとつぶやいている。Facebookはリアルすぎて、というか、うーん、「対外的」すぎて、そういう場面では使いにくい。
  ツイッターはまぁ独り言なんだが、ふと誰かに何かを言おうと思ってメッセを開いても、「これはツイッターでいいのでは」という思いが浮かぶ。つまり、別にその相手に言いたい事なわけじゃなくて、「誰かに言いたいだけ」っていうことだ。もしもツイッターがなかったら、それは友達にメッセしたり、ご飯のときに話したりする物事なのだろうと考えると、いい事なのか悪いことなのか分からない。
  最近、なんだか友達や家族に言う話、snsで呟く話、心の中にしまっておく話、の区別が分からなくなってきた。結局、「しょうもない・ウザいと思われるかもしれない」という気持ちが迷いを生じさせ、「それだったら、誰にも迷惑をかけず、誰かが面白いと思ってくれるかもしれないsnsのほうに呟こう」という心理になるのかもしれない。
  そう考えると、総発信時代になって、需給マッチングが最適化されつつある現代は、ある種「営業力」低下の時代でもあるのかもしれない。うーん、押しが弱いっていうか、「この世のどこかに私を待ってる人がいる~♪(いい日旅立ち)」みたいな。当然、逆をいえば「自分を必要としない人を相手にしなくていい」ということでもあるし、「自分が必要とする人に出会いやすい」ということでもあるんだが。ブルーオーシャン的な。ただ、リアルの人間関係ってのはそんな風にできていないので、なんというか「sns脳」になっちゃうと、色々とコミュニケーションブレイクダウンを起こすんじゃないかって話。リアルだと全然興味ない話でも同席したら聞くはめになるし、自分の思ったことを満足に話させてもらえない・聞いてもらえないような状況もたくさんあるんだけど、なんとなく心に残る話があったり、全く知らなかった世界を知れたり、全く別分野の話が自分の課題のヒントになったりする。自分の話に思ってもみない人が痛く感動してくれたり、面白い話をしてる中でアドレナリンが出まくって普段なら思いもかけない発想がポンと口から出たりもする。その偶発性みたいのがやっぱり妙味である。「sns脳」と「リアル脳」の両方が仕事にもプライベートにも必要だから、現代人は大変だのう…